白黒思考
100 0 思考(ひゃくぜろ)
全か無かの思考
など言われるものですが、
不登校のお子さんに
この考え方を採用しているお子さんが
いらっしゃいます。
完璧以外は、認めない
例えば遅刻するぐらいなら休む。
宿題でわからない問題があるから全部出さないか宿題自体しない、
そして宿題を出せないので学校に行くことができない。
完璧な作品が出来ないから工作に手をつけない。工作のある日は休む。
外出したいが身支度に2時間ほどかかるのでめんどくさいから外出しない。
など
できればゆるめたい思考のクセです。
まずは
先生に理解をしてもらうのが大切です。
(教師や指導者がそれを求めている場合もあります。)
そして白黒思考に配慮しながら
「今は心がしんどくなっているから宿題出さなくていいよ。」
と、先生から伝えてもらったり
宿題自体を少なくしてもらったり
または、事前に課題を示しておき
事前に準備する時間を作ったり
見本を渡したり
と とりあえずの対処方法!
でも少しづつ
『白黒思考』自体を緩めていければいいなと思います。
まず、お子さん自身が白黒思考が窮屈だと理解してもらうことが
大切です。実際場面で繰り返し伝えてあげてください。
そして次に、5段階とかパーセントでの考えを教えてあげてください。
すぐには修正できません。
でも繰り返し、何度も、じっくりと‼️
そうこうしているうちに
お子さん自身が自分で自分にツッコミを入れだします。
「また白黒してる!」
そうなればこっちのもの
世界に
グラデーションが見えるようになれば
すごく生きやすくなるのです。